加藤勝信厚労相はどんな人?新型コロナウイルスの国内感染対策はいかに

加藤勝信厚労相はどんな人?新型コロナウイルスの国内感染対策はいかに

2020年2月13日厚生労働省は死亡した神奈川県在住の80代の女性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと明らかにしました。

女性は日本国籍で、中国への渡航歴はなかったため、国内での感染の可能性が高い思われます。

新型コロナウイルス感染者による国内での死者は初めてのため加藤勝信厚労相は今後国内感染対策に一層の強化を求められることになるでしょう。

加藤勝信厚労相は13日夜に記者会見し「今後早急に情報を収集し、専門家と相談した上で、必要な対策を検討する」と述べました。

このような非常事態において対応が求められる厚生労働省の最高責任者の加藤勝信厚労相はどのような人でしょうか?

新型コロナウイルスの国内感染対策は今後どのように行われていくのでしょうか。

 

加藤勝信厚労相はどんな人?

加藤勝信厚労相は衆議員議員ですが、議員になるまでのプロフィールを簡単にまとめてみますと以下のようになります。

  • 生年月日  1955年(昭和30年)11月22日
  • 身長・体重 174cm 76kg
  • 趣味    セーリング オートバイ(初心者のようです)
  • 座右の銘  「一点素心」

「一点素心」の意味は、名誉や利益に固執しない純粋な心。
「一点」は一つのや、少しのという意味。
「素心」は世俗にとらわれない純粋な心。

  • 家族構成  奥様 娘さん4人の6人家族

昭和54年3月 東京大学 卒業
昭和54年4月 大蔵省 入省
昭和57年   郵政省に出向
昭和59年7月 倉吉税務署署長
昭和61年9月 内閣官房副長官(政務)秘書官
平成2年7月 主計局主査(労働予算担当)
平成3年6月 主計局主査(防衛予算担当)
平成6年4月 農林水産大臣秘書官
平成7年9月 大蔵省 退省
(最終官職 大蔵官房企画官)
平成10年 衆議院議員 加藤六月 秘書
平成10年 7月 参議院議員選挙立候補(無所属)
平成12年 6月 衆議院比例区立候補
川崎医療福祉大学 客員教授

ここまで見る限り、かなりのエリートであると感じられたのではないでしょうか。

さすが大臣になられたような方の経歴です。

衆議院に初当選されたのが、平成15年11月で、自由民主党・中国比例ブロックでの選出でした。

平成17年9月
衆議院議員に2回目の当選を果たします。

この時も自由民主党中国比例ブロックでの選出です。

平成21年8月
衆議院議員に3回目の当選を果たします。

この時も自由民主党からですが、岡山県第五選挙区からの選出となっております。

平成22年9月
自民党副幹事長に就任しています。

平成24年12月
衆議院議員に4回目当選を果たします。

4回目も自由民主党岡山県第五選挙区選出となっております。

この時の当選後、内閣官房副長官に就任しています。

このころから大臣への匂いがしますね。

平成26年12月
衆議院議員に5回目の当選を果たします。

やはり自由民主党岡山県第五選挙区選出です。

平成26 年5月
内閣人事局長に就任します。

平成27年10月
一億総活躍担当、拉致問題担当、女性活躍担当、再チャレンジ担当、
国土強靭化担当、内閣府特命担当(少子化対策および男女共同参画)大臣 就任

約5年前に大臣に就任しています。

ここから一気に継続して大臣を務められていますよ。

平成29年8月
厚生労働大臣 働き方改革・拉致問題担当 就任

平成29年10月
衆議院議員に6回目の当選を果たします。

前回までと同じ、自由民主党岡山県第五選挙区選出です。

平成29年11月
厚生労働大臣 働き方改革・拉致問題担当に再度就任されています。

平成30年10月
自由民主党総務会長(現任)
衆議院国家基本政策委員会 委員(現任)
自由民主党憲法推進本部 顧問(現任)

令和元年9月
厚生労働大臣 働き方改革・拉致問題担当に再度就任しています。

ご覧の通り、衆議院議員に6度の当選を果たしており、大臣も現在を含んで3度目となり、経験豊富な大臣ではないでしょうか。

2018年10月には「ポスト安倍 加藤氏急浮上 再び要職 首相の信頼厚く」と読売新聞が掲載するなど、ポスト安部としても注目を浴びるような存在です。

 

新型コロナウイルスの国内感染対策はいかに・加藤勝信厚労相はどのように対応する?

ついに新型コロナウイルスでの日本での死者が出てしまった。

時間の問題ではあったように思うが、今後厚生労働省はどのような対応を取っていくのだろうか。

加藤勝信厚労相は「今後早急に情報を収集し、専門家と相談した上で必要な対策を検討する」と言ったようだが、感染はドンドン広がっている中で早急な対応が求められるでしょう。

今回亡くなられた方は中国への渡航歴がないことから、国内での感染がハッキリしていますが、加藤勝信厚労相コメントからはハッキリとした対策はわからない状況です。

国の対策は厚生労働省のホームページの「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」

のページである程度読み取れますが、私たち一般の人間が知っておいた方が良いことを一部抜粋してお伝えします。

  • 新型コロナウイルスは発熱や上気道症状を引き起こすウイルスである。
  • 人から人へ感染する。
  • 日本国内で、現在、流行が認められている状況ではありません、と記載があるが、流行の可能性があると考えたほうが無難。
  • 対策は、風邪やインフルエンザと同様に、まずは、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って口や鼻をおさえる「咳エチケット」や、石けんを使った手洗いなどが重要である。
  • 新型コロナウイルスは、ペットからは感染しない。
  • 感染のしやすさは、インフルエンザと同等であるなど、さまざまな研究が世界で報告されていますが、確かなことは現時点では分かっていない。(中国・武漢での流行を考えると感染しやすいと考えるべきではないでしょうか。)
  • 感染方法は現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられている。
    (1)飛沫感染とは
    感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染すること。
    (2)接触感染とは
    感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付くので、他者がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染する。
  • 感染を予防するために注意すべきことは、まずは、石けんやアルコール消毒液などによる手洗いを行うこと。
    咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他者に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行うべき。
    特に電車や職場、学校など人が集まるところで行うことが重要である。
  • マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされているので、咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけるべき。
    予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる効果はあまり認められない。
  • 現時点で、このウイルスに特に有効な抗ウイルス薬などはなく、対症療法を行う。
    (対症療法とは、病気の原因を取り除くのではなく,病気によって起きている症状を和らげたり,なくしたりする治療法です。)

 

まとめ

加藤勝信厚労相は東京大学出身で大蔵省に入省した元エリート官僚で、現在は衆議院議員6期目を務めるベテランベテラン議員であることが分かりましたね。

さらに、一部報道では過去に「ポスト安部」と報じられるほどの人物のようです。

武漢市からのチャーター便やウイルス検査など目立った対応もありますが、国内での予防に関する対応はあまり感じられません。

新型コロナウイルスに対する抗ウイルス薬はなく対症療法のみということですので、まずはかからないように各個人が体力を落とさないように体調を整えていることが一番のよぼうではないでしょうか。

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食べること、スポーツが大好きで、日々健康でいられることに喜びを感じる。体に良いと思うことは生活に取り入れ、気付くと無意識的に体調を整えるようになっていた。 健康生活やダイエット、その他おススメ情報を紹介していきます。