人気のトイストーリーシリーズの3作目、トイストーリー3のあらすじをネタバレを含めてご紹介していきます。
1作目、2作目に続くトイストーリー3では完結編?と思われた方も多かったはずですが、すでに4作目が公開されています。
しかしながら、完結編と思わせるような結末のラストシーンの終わり方が泣けるほど、秀逸なあらすじで、シリーズの中でトイストーリー3が一番好きという方も多いのではないでしょうか。
主人公ウッディーの持ち主であるアンディーが大学生に進学することで起こるおもちゃたちの行方。
長年親しんできたおもちゃをどのようにするのか、どの家庭でも誰にでも起こりそうな決断の時から場面は始まります。
それをウッディーたちおもちゃ側からの視点から、おもちゃ側の心を読みとくようなトイストーリーシリーズならではのストーリーが展開されます。
トイストーリー1,2同様にハラハラドキドキの展開あり、悪役の登場ありで私たちを楽しませてくれますが、結末の部分で持ち主であるアンディーとウッディーを含むおもちゃたちとの別れのシーン、終わり方が本当に泣けるラストシーンが待っています。
「さよならなんて、言えないよ・・・」。
このキャッチコピーが泣けるラストシーンを物語っているかも知れませんね。
そんなトイストーリー3のあらすじをネタバレも含めてご紹介していきますので、ぜひご覧ください。
目次
トイストーリー3のあらすじをネタバレを含めてご紹介

第1作目から10年後が今回の舞台。
アンディ(本名:アンディ・デイビス)はすでに17歳になっていました。
冒頭は、アンディとウッディたちの思い出のホームビデオから始まります。
小さい頃のホームビデオとよく一緒に遊んだおもちゃたち。
おもちゃたちと一緒に成長したアンディの姿が映し出されます。
冒頭から懐かしさと切なさの伏線が張られたシーンです。
アンディは大学生になる歳になっており、進学のため大学の寮へ引っ越すことになったので、長年大好きだったおもちゃたちを連れていくかを迷います。
一方、おもちゃたちは自分たちが捨てられたり、売られたりするのではないかと冷や冷やして大騒ぎです。
大きくなったアンディと過去のものとなっているおもちゃたちの切ない関係性が浮き彫りになっています。
現実的であるこの関係性に共感できる方は、グッと引き込まれることは間違いないでしょう。
アンディーの決断とハプニングから物語が展開
アンディの決断は長年一番のお気に入りだったウッディだけを大学の寮へ持っていき、バズ・ライトイヤーやジェシーをはじめとする他のおもちゃたちは全て屋根裏部屋にしまうことでした。
ところが、ここでハプニングが起こります。(起こらなければ物語は始まりませんが。)
屋根裏部屋行きのおもちゃたちがアンディの母、デイビス夫人の手違いでゴミに出されてしまいます。
トイストーリーでのバタバタ劇はいつもの展開ですが、ギリギリのところで難を逃れたおもちゃたちは、完全に捨てられたと勘違いをしてしまい、ウッディーの説得空しくサニーサイド保育園行きの段ボールを見つけ寄付される道を選びます。
さて、ここから物語(ストーリー)が展開していきます。
サニーサイド保育園で別れるウッディーと仲間たちの明暗

託児所「サニーサイド保育園」に到着したウッディーと仲間たちはサニーサイド保育園のおもちゃたちに歓迎を受けます。
サニーサイド保育園のリーダー、クマのぬいぐるみのロッツォ・ハグベアから新しい子供たちに遊んでもらえる環境がいかに素晴らしい場所かということを聞かされ、留まることととしました。
一方、アンディーのところへ戻りたいウッディーは仲間を説得するものの、彼らの気持ちを覆すことは出来ずに、失望とともにサニーサイド保育園を去っていきました。
アンディーのもとへ行くつもりだったウッディーですが、外へ出たところで4歳の少女ボニー・アンダーソンに拾われ、彼女の家へ行くことに・・・。
ボニーに気に入られ、遊んでもらったウッディは、子供に愛されるおもちゃとしての喜びを味わいます。
おもちゃとしての本分、役割は子供たちとの交流を通して楽しんでもらうことにあるということを再認識させられるシーンですね。
一方バズや仲間たちは
新入りのバズとジェシーたちが配置させられたのは、「イモムシ組」の部屋でした。
年少の「イモムシ組」の子供たちはおもちゃを丁寧に扱うことが出来ません。
そんな「イモムシ組」でさんざんひどい扱いを受けたため、バズはロッツォに対しもう少し大きくておもちゃを大切に扱える子供たちがいる「チョウチョ組」の部屋へ移動させてくれるよう要求します。
表向き優しい態度のロッツォでしたが態度が豹変します。
実はこの施設のおもちゃたちはロッツォの恐怖による支配下にありました。
バズの要求は通ることもなく、ロッツォはアンディの家へ帰ろうとするジェシーたちを柵の中に閉じ込め、捕らえたバズのリセットボタンを押して出荷状態にするなど、極悪な行動を見せます。
ロッツォはバズ支配下に置き、看守として彼らを見張らせました。
初期状態にさせられたバズの変化に、暗く、悲しい気持ちにさせられますよね。
サニーサイド保育園からの救出・脱出劇
4歳の女の子ボニーの家で久々の幸福感を味わったウッディーはボニー家のおもちゃたちから、おもちゃの牢獄と化しているサニーサイド保育園とロッツォの正体を聞かされる。
アンディーのもとへ帰るつもりだったウッディですが、正義感が強い彼は仲間を救うためにサニーサイドへ戻る決意をします。
ボニー家のおもちゃたちからは大反対されるものの、事務所のカギのことやサルのおもちゃが監視していることなど、重要な情報を教えてもらいます。
仲間との再会と脱出
ジェシーたちと再会したウッディは、ボニー家のおもちゃたちに教えてもらった重要な情報をもとに脱出計画を練ります。
バズを元に戻そうとしたらスペイン語モードにしてしまうというおもしろハプニングがありながらも、ミスターポテトヘッドやバービーの活躍があり、バズを連れ戻して脱出を進めていきます。
計画通り、唯一の逃げ道であるダスト・シュートに来たウッディたち。
だが、あと一歩のところでロッツォに見つかってしまいます。
ロッツォと対面したウッディたちの目の前にはロッツォとずっと仲間だった赤ちゃんのおもちゃ、ビッグベビーもいましたが、仲間を大切にしない独裁的なロッツォに反抗しロッツォを焼却ゴミの中に落とします。
ウッディたちの勝利かと思った瞬間でしたが、まだ話は終わりません。
ごみの中へ落ちそうなリトルグリーンメンを助けようとしたその時、ロッツォに引っ張られてウッディもゴミの中へ、さらに助けようとした仲間たちもごみの中へ落ちてゴミ収集車に連れて行かれるのでした。
悪者たちからの脱出、ハラハラドキドキの展開を可愛らしさがあるおもちゃたちが展開することで、子供から大人まで楽しめるストーリーになっていますよね。
信頼と裏切り・最後は友情が・・・

ゴミ処理場に向かう途中、衝撃によりバズが元に戻り役者がそろいます。
ゴミ処理場に辿り着いたときウッディたちは身動きが取れず困っていたロッツォを助けます。
さらにごみ処理場の停止ボタンを押す大役をロッツォに任せることにするウッディーたち。
ロッツォが改心しおもちゃ人生を好転させる絶好のチャンス・・・、だったのですが、悪役ロッツォは裏切って逃げ出します。
彼の裏切りで焼却炉の中に落ちウッディたちは絶体絶命の大ピンチに陥ってしまいます。
これまではどんなピンチもはねのけてきましたが、今度だけは絶体絶命のピンチ。
誰もがそう思った瞬間、救世主が現れました。
一方、ロッツォは人間に捕まり、悲惨な状態に・・・。
仲間への信頼、友情が勝り、悪が滅びた瞬間、スカッと気持ちよくそして安堵されることでしょう。
戦いが終わり、帰路につくウッディーたち。
ほっとしたところですが、トイストーリー3はここからが本当のクライマックスです。
トイストーリー3ラストシーンの結末の終わり方が泣ける

トイストーリー3の1・2にない魅力はここからのラストシーンにありますよ。
この結末の終わり方、アンディとおもちゃたちの相互のあふれんばかりの愛情といずれ来る別れの時を描いた泣けるラストシーンは涙なしでは見れません。
このような時は人生においても必ず訪れる場面だからこそ、多くの方が共感でき、多くの方に支持されるのではないでしょうか。
アンディとウッディーたちの別れの時
ウッディたちは、ゴミ回集車に乗って無事アンディの家へと帰還します。
アンディの家についたウッディはみんなと別れを告げ大学行きの段ボールに、バズやジェシーたちは屋根裏部屋行きの段ボールに入ります。
ウッディは仲間たちに別れを告げたものの、心の中ではアンディと一緒にするか仲間と過ごすべきか葛藤します。
そしてアンディの決断は「仲間と一緒にボニーの家に行くこと」でした。
ウッディはアンディの目を盗んでメモを書き残し、仲間が入っている箱の上に置きます。
メモにはボニーはおもちゃを大切にする子だと・・・。
おもちゃたちと離れがたいアンディもそのメモを見て決意します。
そして、車でボニーの家へ向かいます。
アンディはおもちゃみんなを紹介しながらボニーに渡します。
この紹介からアンディのおもちゃに対する懐かしくそして強い思い入れの気持ちが伝わってきます。
「みんなのこと大切にしてくれるかな、ぼくの宝物なんだ。」これはアンディのセリフです。
ウッディーたちアンディーのおもちゃたちにとって最高の言葉ではないでしょうか。
最後にアンディーはボニーと一緒に久々におもちゃたちと遊びます。
そして、「ありがとう、みんな。」と、おもちゃたちに感謝と別れを告げたアンディは去っていきます。
遠ざかるアンディの車を眺めながら、ウッディも彼に別れを告げました。
エンドロールではウッディやサニーサイド保育園のおもちゃ達のその後が明かされているます。
ロッツォがいなくなったサニーサイド保育園はケンとバニーによって楽しくなった様子が映しだされますよ。
まとめ
トイストーリー3あらすじネタバレ!ラストシーンの結末の終わり方が泣ける、ということでここまでいかがだったでしょうか。
おもちゃの世界でありながら、ハラハラドキドキのアメリカのアクション映画のような要素を取り入れているので、いつも楽しく飽きずに見ることが出来ますね。
トイストーリー3あらすじの特徴としては、やはりアンディが成長したときのおもちゃたちの処遇について描かれている部分であり、実生活でも私たちが直面する悩みに即している部分で、誰もが共感できる内容になっている点ですよね。
そして、そのおもちゃたちの処理、処遇がラストシーンで明らかになりますが、その結末の泣ける終わり方が秀逸で、多くの方が納得できるものだったのではないでしょうか。
ネタバレもある程度含みつつあらすじを書いてきましたが、この程度わかっていても本編はさらに充実した内容で何度見ても楽しめると思いますので、何度も見て楽しんでいただけるといいなと思います。
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